2009年1月19日 月曜日  著者:

大地康雄 or 河原さぶさて、前回出会うまでをレポートさせていただいた八王子みなみ野熊野神社の狛犬ですが、今回も引き続きそのネタです。わざわざ自腹で会いに行ったネタです。1回で終わらせてなるものですか。

vol.1では、大地康雄に似ているという最終結論に達しましたが、河原さぶ氏の方が似ているというご意見もいただきました。
うん。確かに甲乙付けがたいそっくり具合。どちらに似ているにせよ、ドラマの役柄では一部かぶっている部分もありそうなので、この系統にならぶ狛犬だと言うことは確実に言えそうです。

背中に製造年月日

読めない背中

阿形の背中吽形の背中
背中の碑文

この狛犬、見ての通りお社の基礎であるコンクリート部分から直接生えています。

通常の狛犬であれば、台座があって、そこに「奉納」とか奉納した方の名前、奉納された年月日などか書かれているのですが、台座のないこの狛犬からはそういった情報が読み取れません。

と思っていたのですが、なんと背中に直接書いてありました(上図)。

劣化して非常に読みづらいのですが

明和二年六月吉日 奉納大六天

と書いてあるように見えます。阿形・吽形ともに内容は同じですね。多分。
明和二年は西暦になおすと1765年です。この記事をアップした日(2009年)から数えて244年前ですね。かなり古い像です。

「奉納」の後には、普通奉納した人の名前が続くと思うのですが、この狛犬には「大六天」と書かれています。この大六天というのは、「第六天」とも表記される神様、しかも悪い方の神様の名前です。一度目を付けられると祟りたおすという、やっかいな魔王です。その魔王が神社に狛犬を奉納したのでしょうか?嫌がらせのために妙な狛犬を奉納したということでしょうか!?

244歳この神社は熊野神社ですので、第六天が祀られている訳ではありません。熊野神社は熊野権現という神様を祀っている修験道の神社です。修験道というのは、天狗の様な格好をした「山伏」の集団です。そういえば、第六天の正体は天狗であるという説もあるようですが、何か関係あるのでしょうか。

日本では、災いをもたらす祟り神を祭り上げて気を鎮めてもらうという考え方があります。菅原道真(天神様)なんかはその代表格ですね。西洋のように、悪魔を退治したり除霊したりってのとは真逆の発想です。
明和二年頃、この辺りで災いが起こり、原因は第六天の怒りであろうということで、狛犬を奉納した。と考えるのが一番シンプルかもしれません。

調べてみると、この前年(明和元年)に「伝馬騒動」という大規模な一揆が中山道沿いで起きています。その辺とも何か関連があるかもしれませんね。全て勝手な予想ですけども。

狛犬をプロデュース

もっとかわいく

さて、なんだか固い話になってしまいましたので、この辺で気を取り直して、魔王の名を背中に刻むこの狛犬がいかにカワイイのかということを、もう一度確認してみましょう。
前回の写真では、イマイチかわいさが伝わらなかったかもしれません。あげくに大地康雄だの河原さぶだのと。これはいけません。

ワンコのかわいい見せ方というと…。

THE DOGこれだ!
写真集・カレンダー・マグカップから果てはUFOキャッチャーの景品ぬいぐるみまで。ワンコの写真だけでこれほどブレイクしたものは他にないでしょう。
同じワンコを同じ手法で撮るんですから、かわいくならないはずがありません。という訳でやってみました。

THE 狛犬ドーン!!
カーワーi…
カーワ…
カw…

さて、そろそろお時間です。
大きな壁に突き当たった感のある「かわいい狛犬」シリーズ。次回があるかどうかは分かりませんが、いつの日かまたお会いしましょう。ごきげんよう、さようなら。

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