2008年12月4日 木曜日  著者: 山田八王子

山田です。

ハショレ社説」には読売新聞、日経新聞、朝日新聞、産経新聞の社説をハショッた文章をエントリーしています。「なぜ毎日新聞はないの?」とのコメントをいただき、試験的に本日(2008/12/04)から毎日新聞の社説もハショってみました。
本日は、各紙とも来年度予算 について言及していますので、さらにハショッて比較してみます。

読売新聞は、「一律の歳出削減・抑制路線は、国民の期待を得られない」、「国内景気の落ち込みを見れば、財政面での一定の配慮は当然だ」として「機動的かつ弾力的に対応」については一定の理解を示している様子。「『骨太2006』の目標年度を先送りすべき」、「景気回復後の消費税引き上げなどは今から示しておけ」としてる。

日経新聞は、概算要求基準(シーリング)とは別枠で景気対策のための歳出を増やす方針を「こうした手法は基本的には正しい。 」と支持しています。「別枠で予算を用意すれば、各省庁が施策を競い合い、メリハリの利いた予算配分につながる可能性は高まる」と説明。「中長期的な社会保障の将来像を示し、消費マインドを萎縮させるな」とも。

朝日新聞は、「確実に未来に実を結ぶ分野を厳しく選別し、明確な優先順位をつけて」の財政出動を提言しているが、それまでの政策決定プロセスを「押し込まれ、譲歩し、丸投げ」と批判。また、景気対策のため財政再建を一時棚上げするのなら、経済が回復したときは財政出動をうち切って財政再建路線へ復帰することを閣議決定しとけ、と。

産経新聞は、ちょっと悲観的。「機動的かつ弾力的に対応」を財政規律の緩みと断じ、「極めて憂慮すべき事態」としてる。最後は「その先に待っているのは大増税である。麻生政権にも国民にもその覚悟があるのだろうか。」と映画の予告編ライクな終わり方。

初登場、毎日新聞は、2つの社説とも予算に関しての論評。
1つ目の社説は、「機動的かつ弾力的に対応」を「脈絡のない歳出拡大への道」と批判しつつも、「じゃぁどうすれば」と以下のことを記している。「社会インフラの更新や、電線地中化、学校など公共施設の耐震化の前倒し実施」「環境関連の技術開発や投資促進」「医療・介護や雇用では予算を惜しまないこと」これらの提案を実施するため、「大半を国債に頼ることになる」から財政規律の維持が大切と結んでいる。

2つ目の社説は、道路特定財源を一般財源化しよ、と約束したのに「道路」中心に用いるヒモ付き財源とみられ」で、「閣議決定までした政府の約束である一般財源化の骨抜きは到底、容認できない。」と怒っている。「首相がいったん語った「交付税」の言葉の軽さをみると…」と皮肉は忘れない。

各社の社説を山田八王子個人が読んだ感想ですので、実際には各社説氏の意図とは違うかもしれません。
そのあたりご了承していただけると嬉しいです。

ハショレ社説

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