2008年11月6日 木曜日  著者:

応用編

色をつける最後に、このアイコンを使ったオリジナルアイコン作りに挑戦してみましょう。
連載の一番最初でも少し述べましたが、このアイコンをグレーで作ったのは、後々好きな色をのせやすくするためです。では、どのようにして色をのせるのか?を少し解説しましょう。

ここでもやはり、「レイヤー効果」を使用します。「ベース」レイヤーを選択し、レイヤー効果を開きます。左のリストから「カラーオーバーレイ」を選択し、「描画モード」を「オーバーレイ」に変更します。「オーバーレイ」というのは、中間のグレーを境にして、明るい方は「スクリーン」、暗い方を「乗算」で重ねるモードです。中間(明度50%)グレーの部分は元の色から変化しません。「スクリーン」は先に説明した通り、光の三原色のように重ねれば重ねる程明るくなるモードです。「乗算」というのはその逆で、色の三原色(インク)のように、重ねれば重ねる程暗くなります。透明水彩で色を重ねる感じに近いと思ってください(ただし、白は重ねても変化しない)。

以上をふまえて、グラデーションのかかったグレーの土台に、色をのせるとどうなるか考えてみましょう。例として、オレンジ色を「オーバーレイ」で重ねてみます。土台の暗いグレーにのせたオレンジ色は、乗算ですのでインクを重ねたのと同じ理屈で暗いオレンジ色に。明るいグレーにのせたオレンジ色は、光を重ねたのと同じ理屈で、明るいオレンジになります。つまり、土台と同じグラデーション変化するオレンジ色になる訳です。
たったこれだけの手順で、様々な色のアイコンを作る事ができます。
ただ、「シャドウ(内側)」は、「カラーオーバーレイ」の上にあるため、この影響を受けません。そのため、内側の影だけがやけに黒く目立ってしまうかもしれません。この場合、「シャドウ(内側)」の色を濃いオレンジ色にする等して補正してみましょう。
「オーバーレイ」と「乗算」
「カラーオーバーレイ」は、オーバーレイで重ねなければならないという決まりがあるわけではありません。「乗算」等で重ねても面白い効果がでます。色々試して好みの効果を使ってみましょう。
また、今回は「レイヤー効果」を多用しましたが、これは、「効果をコピーペーストするだけで他に使い回せる」という大きな強みがあるからです。今回作った効果も、色々な場面でコピーして使ってみてください。

そしてオリジナルアイコンへ

どう見てもオリジナルさて、ようやく完成した訳ですが、これだけではオリジナルアイコンとは言いがたいので、この玉の中にロゴを入れてオリジナリティーを高めてみましょう。今回は当サイトのシンボルである、「赤い星」を中に入れてみます。新規レイヤーを追加し、そこに星を描けばOKです。今回はテキストツールで星を入れました。新規レイヤーを追加する際は、「てかり」レイヤーと「ベース」レイヤーの間に入れるようにしてください。こうすることで、ロゴの手前がテカっている、つまり、玉の中にロゴが入っているように見える。という算段です。

数々の脱線を繰り返しながらも、ようやく完成にこぎ着けました。どっからどう見てもオリジナルなアイコンの完成です。見た事ある気がする、というあなた。「気がする」というのはだいたい「気のせい」です。最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。そして、こんなオチで本当に申し訳ありませんでした。

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