2008年10月31日 金曜日  著者:

Photoshopの基本操作

ガイドを引く今回はMacOSX風のツルツルテカテカヌルヌルアイコンを作ってみましょう。
最近では、この手のアイコンはOSXだけにとどまらず、Windows VistaやWebサイトのボタンなんかでもよく見かける様になりました。発祥はMacのAquaだとか、いやLinuxだとか、いや俺だ、等々諸説入り乱れておりますが、その辺は今回どうでもいいので置いときましょう。
文中、ショートカットはカッコ内のこの文字色で記入します。画像ではMac版のPhotoshopになっていますが、ショートカットは全てWindows版のキー名になっています。上からの圧力や社会情勢や筆者のデスクのまわりの空気を読んだ結果こうなりました。Macの方は、「ctrl」を「command」、「alt」を「option」に置き換えてお読みください。
使用するPhotoshopのバージョンはCS3ですが、それ以前のバージョンでもほぼ同様の手順で再現可能です。多分。

土台を作る

今回は、比較的よく使われる丸アイコンを作ってみましょう。
まずサイズを決定します。MacOSXのアイコンサイズである128px*128pxにしてみましょう(Windows Vistaは256px*256pxでも可)。Photoshopの「ファイルメニュー」から「新規」を選択し(ctrl + n)、開いたダイアログの「幅」・「高さ」に、それぞれ「128」、解像度に「72」と入力し、単位が「pixel」(「解像度」は「pixel/inch」)、カラーモードは「RGBカラー」「8bit」になっている事を確認します。「カンバスカラー」は背景の色です。後々変更可能なのでなんでもいいのですが、とりあえず「白」にしておきましょう。

ガイドを引く
図1.
ガイドを引く

カンバスができ上がったら、カンバスの中心点を出します。
ウィンドウの上と左に目盛りがあると思いますが、これは「定規」です。なにも表示されていない場合は、「ビュー」の「定規」(ctrl + r)を選択すると表示されます。
この定規上をクリックし、ツツっとカンバスへドラッグすると、水色の線が出てきます。これは「ガイド」と呼ばれ、作業する上での目印になります。これをカンバスの真ん中あたりまで引っ張ってくると、途中でピタっと止まる箇所があると思います。そこがカンバスの中心になります。「ガイド」は、選択されているレイヤーの端っこと中心にスナップする様にできています。今回はレイヤーが何もないので、カンバス(背景)の中心にスナップされた訳です。スナップされない場合は、「ビュー」の「スナップ」(ctrl + shift + :)にチェックが入っているか確認してください。
この要領で、縦横1本ずつ中心にガイドを置きます(図1.)。

次に、土台を描くためのレイヤーを用意します。レイヤーパネル下部の「新規レイヤー」ボタンを押し、できた新規レイヤーに名前をつけます。土台になる部分ですので、「ベース」にしておきましょうか。
レイヤーができ上がったら、そのレイヤーが選択されている事を確認しつつ、ツールバーで「楕円形選択ツール」(m)に切り替えます。これは名前の通り、楕円形の選択範囲を作るツールですが、このツールを使う際、ただドラッグするだけだと左上から楕円形に選択し始めます。shiftキーを押しながらドラッグすると、左上から楕円ではなく、円形に選択し始めます。altキーを押しながらドラッグで、中心から楕円形に選択し始めます。と、いうことは、shiftaltを同時に押しながらドラッグすると、中心から円形に選択することができますね。先ほどせっかくカンバスの中心を出したので、この方法で選択範囲を作るのがいいでしょう。
先ほど出した中心点から、shiftaltを押しながらドラッグします。選択範囲のサイズは、四方に少し余白が残るくらいにしましょう(図3.)。

選択範囲ができたら、その部分を塗りつぶします。今回は透明感のあるアイコンにすつるもりなので、ただ塗りつぶすのではなく、グラデーションを使って、底に光がたまっている水晶の様な感じに塗ります。この時点でベースの色を決めてもいいのですが、後々使い回しがきく様に、他の色をのせやすいグレーで作りましょう。
ツールバーから「グラデーションツール」を選択します。すると上部のツールパネルがグラデーションツール用のものに切り替わります。このパネルからグラデーションピッカーを開き、白黒グラデーションを選択します(図.4)。
このままではグレーではなく、黒いベースができてしまうので、このグラデーションを少し編集します。先ほどグラデーションピッカーを開いたボタンのすぐ隣、現在のグラデーションが表示されている部分を押して、グラデーションエディタを開きます(図5.)。
開いたパネルのグラデーションの開始色のアイコン(図5.)をクリックし、 黒からグレーへ変更します。開いたカラーピッカーで、「H:S:B」にそれぞれ「0:0:50」と入力すればOKです。HSBは、それぞれ色相(なに色か)彩度(色の鮮やかさ)明度(色の明るさ)です。今回は白と黒のちょうど中間のグレーがほしかったので、色相(H)は何でもOK、彩度(S)は無色なので"0"、明度(B)はちょうど真ん中の"50%"にした訳です。

ここまで設定したらパネルを閉じて、実際にグラデーションで塗りつぶしますが、その前にもうひとつ。先ほどグラデーションエディタで、グラデーションの開始点を50%グレーに設定しましたが、今回は光がたまったところ(真っ白)から始まって、外にいくに従ってグレーになる、というグラデーションが欲しいので、このままでは逆になってしまいます。そこで、上部ツールパネルの「逆方向」にチェックを入れます(図6.A)。これで開始点と終了点が入れ替わりました。
それからもうひとつ、このパネルでグラデーションの種類を設定します。今回は直線的なグラデーションではなく、丸くたまった光を描きたいので、グラデーションの種類から「円形グラデーション」を選択します(図6.B)。これでようやく準備が整ったので、実際に塗りつぶしてみましょう。

(図.7)を参考にしながら、「ベース」レイヤー上でドラッグして、グラデーションで塗りつぶしてみてください。塗りつぶしたら、一度ガイドや選択範囲を隠して(ctrl + h)確認してみましょう。下に光がたまっている感じがでていればOK。今ひとつだと思ったら、アンドゥー(ctrl + z)して何度でもやり直してみましょう。「やり直しがきく」というのがパソコンの最大の強みですから。
いい案配になったら、選択範囲を解除(ctrl + d)して次へ進みます。

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